【公式】道の駅ゆふいんから大分県由布市の観光情報のご案内

金鱗湖

その昔、池は由布岳の麓にあることから「岳下(たけもと)の池」と呼ばれておりました。ある時、毛利空桑と言う儒学者が湯布院を訪れ、池をぼんやり眺めておりました。時は夕刻、水面は夕日を受けて金色に輝き、さざ波が立つと、水面は魚の鱗のようにきらきらと可憐に煌めき始めました。それを見た空桑は感動して、この池は「金鱗湖」と呼ぶにふさわしい‼ と言ったか言わなかったかは定かではないですが、おおよそそのような理由で今では金鱗湖と呼ばれております。秋から冬にかけての早朝には水面から霧が立ち上り幻想的な姿を見ることが出来ます。温泉の周辺域に生息する唯一の貝類であるオンセンミズゴマツボの全国的にも珍しい生息地でもあります。